母に拓の家で夕食を済ませたと言って

お風呂に入る


熱い湯船に浸かり今日一日の出来事を

振り返ってみる


なぜか笑えた

(拓…お母さんと喧嘩してないかなぁ~)



風呂を出て明日の始業式の用意をして

ベッドに潜りこんだ


拓からのメールはない

(あれから朝までグッスリかな…)


朝になって焦る拓の顔が目に浮かぶ


私は静かに目を閉じた…



寝ようと思うのに中々寝付けない


未遂に終ったものの

今日は特別な一日だった


簡単に眠れないのも当然か…


夜中の2時を回った頃

ようやく真琴は眠りについた…