史郎。 私は本当に、本当に貴方だけを愛してた。 今も愛してる。 いつも私は、貴方だけを見てきたわ。 誰にも負けないのに……貴方の全てを私だけが知っているのに。 年甲斐もなくたまに爪を噛むクセ。 コンビニのお弁当はいつも必ず一口だけ残すよね? 私は毎回それを食べてあげた。 もしかしたら私の為に残してたんじゃないかって疑っちゃったわ。