(長編)初めての恋~永遠に~

麗が濡れないように、傘を持って助手席に、透は座らせてくれた。

傘を後部に置くと、運転席に座り


「良かった…本当に俺、麗に会ってるんだよな。昨日は夢見てたみたいで、なかなか眠れなくて…」


「透も?私も同じ…携帯聞いてなかったし、不安だった。でも良かった…また会えた」


「雨降りだから、遊園地とかは無理だよな~どこか行きたい所ある?」


「特に…透に任せていいかな~?」


「いいのかな~俺に任せたら、どこ行っちゃうかわからないぞぉ~」


「もう!透ったら」


透は、車を出した。