もう流成くんには迷惑かけない なんて決めておきながら 私は流成くんのもとに帰った。 結局、私も 未練タラタラなのだ。 あの後、レストランに戻ると 塔貴は全てを悟ったように 微笑み、祝福してくれた。 他の3人にも、事情を話すと みんなで喜んでくれた。 そのおかげで、私は 自分の選択に自信をもてたのだ。