コツコツコツ
はぁ…
「ねぇ、あの、ちょっと待って」
…誰?
シンデレラは驚いて振り返る
誰だろう、こんなみじめな私に声をかけるのは
「ちょっとまってたらぁ!!」
若菜は半泣きでシンデレラを追いかける
「あなたは…」
「え、あの、私は「今日入ってきた使用人見習いさんね」
「えぇ、まぁ…」
シンデレラは無理に笑顔を作り若菜から顔をそむけた
「…?ねぇ、」
「なぁに?若菜さん」
「若菜で良いわ!!!!私も手伝う」
シンデレラは唐突のことに目をこれでもかと大きく見開いた
そしてここにきて初めて、心からの笑いを見せたように若菜には思えた


