「はぁ…よくここまで…ってか、普通に失礼っていうか悪趣味な話だよねそれ。シンデレラにとっては酷なんてもんじゃないよ」
若菜は唇を噛みしめて、やりきれなさを隠すことが出来なくなっていた
‐人のことをわが身のように感じ、共感する、若菜の癖ね
ミランは心の中で反芻した
「まぁでも、本人も忘れるなんて本人にも責任があるんじゃないかしら。普通だったらありえないでしょ?自分の名前を忘れるなんて」
‐そうだけど、そうだけど
「でも、私はシンデレラに自分の名前を思い出してほしい」
「そうね、できればそうしたいところだけど」
「うん、そう思うよね。わかった、私行ってくる!!」
「はぁ??」
今度はミランが腰を抜かす番だった
今度こそ若菜の思考が理解できない
「あんた、何言ってんの?」
「だから、シンデレラに自分の名前を思い出してほしい」
「バカ、よしなさい。余計なことして傷を広げたらどうするの?そもそもシンデレラはそんなこと望んでないかもしれないのよ?」
「でも望んでるかもしれないじゃん!!!あのね、名前はただの記号じゃなくて、自分自身なの。代用なんか出来ないんだよ!名前を忘れるってことは、自分自身の存在を記憶から消すのと同じことだよ」
「日本人の考えとしてはそうかもしれないけど、彼女は分からないわ。そもそも自分の名前を忘れたことにも責任はあるの」
「だとしても、まずシンデレラの本当の気持ちを聞きたい。私はそのために出来ることをしてあげたいの!!!!」
そこまで一気に言い切ると、若菜は走って出て言ってしまった
「まったくもう、無鉄砲というか無茶すぎるわ」
ミランはあきれつつも、顔面のほころびを隠しはしなかった
‐物語が、動く。若菜の手によって再び、予測できないところへ
♪~♪~♪
ミランは珍しく上機嫌に、若菜がごっそり残していった仕事を魔法のように一瞬で片付けた
若菜は唇を噛みしめて、やりきれなさを隠すことが出来なくなっていた
‐人のことをわが身のように感じ、共感する、若菜の癖ね
ミランは心の中で反芻した
「まぁでも、本人も忘れるなんて本人にも責任があるんじゃないかしら。普通だったらありえないでしょ?自分の名前を忘れるなんて」
‐そうだけど、そうだけど
「でも、私はシンデレラに自分の名前を思い出してほしい」
「そうね、できればそうしたいところだけど」
「うん、そう思うよね。わかった、私行ってくる!!」
「はぁ??」
今度はミランが腰を抜かす番だった
今度こそ若菜の思考が理解できない
「あんた、何言ってんの?」
「だから、シンデレラに自分の名前を思い出してほしい」
「バカ、よしなさい。余計なことして傷を広げたらどうするの?そもそもシンデレラはそんなこと望んでないかもしれないのよ?」
「でも望んでるかもしれないじゃん!!!あのね、名前はただの記号じゃなくて、自分自身なの。代用なんか出来ないんだよ!名前を忘れるってことは、自分自身の存在を記憶から消すのと同じことだよ」
「日本人の考えとしてはそうかもしれないけど、彼女は分からないわ。そもそも自分の名前を忘れたことにも責任はあるの」
「だとしても、まずシンデレラの本当の気持ちを聞きたい。私はそのために出来ることをしてあげたいの!!!!」
そこまで一気に言い切ると、若菜は走って出て言ってしまった
「まったくもう、無鉄砲というか無茶すぎるわ」
ミランはあきれつつも、顔面のほころびを隠しはしなかった
‐物語が、動く。若菜の手によって再び、予測できないところへ
♪~♪~♪
ミランは珍しく上機嫌に、若菜がごっそり残していった仕事を魔法のように一瞬で片付けた


