トリップ少女


「あんな惨劇になるなんて誰も思っていなかったんです」

「お可哀想にアイリス様…リリー様もピアーニ様も」

「私たちは何もすることが出来ませんでした」

「こんなことならお呼びするんじゃなかったと後悔ばかりです…」



‐何があったんですか?


「口に出すのも恐ろしいことです」

「思い出したくありません」



‐教えてくださいませんか?



「いいえ。あのことは絶対に秘密なのです」

「旦那様もご存じありませんから…いいえ、伝えることなど出来るわけありません」



‐伯爵も知らない?


「言えるわけありません!!!!」

「ですからあなた様も、どうかこれ以上、これ以上聞かないでください」

「お願いします、これ以上やめてくださいうわあああああああああああ」



‐?


「もし口外したことがばれてしまったら…」



‐ばれるって誰に?どうなるってしまうんですか?



お嬢様…伯爵のお嬢様に



「「「「殺されてしまう」」」」