トリップ少女


王子様と結婚できるかどうか


これにすべてがかかっている




「カレン、こんな条件のむことないわ。他にもっといい方法があるはずよ」

「そうだよカレン!駄目だよ、辛くなることばかりじゃない!王子様と会ったって、結婚できる保証なんかどこにもないんだよ!!」


ミランも若菜も必死で説得した



少しでいい


少しでいいから


カレンが苦しまない方法を選択してほしかった




「…わ」



「ん?なんだって?」


魔女が聞き返した



「その条件、全部のむわ」



カレンが答えた

答えてしまった




「もし私が海の泡になる運命になったとしても…少しでも人間として王子様のそばにいたいの」



カレンの周りには小さなルビーやトパーズが舞っていた