別に、 咲月くんのことを好きな訳じやない。 ただちょっと…寂しいかなって。 だって席が遠いんじゃあ話す事はないし 増してや、寝ぼけた咲月くんを助ける事だって、もう私の役目じやないんだから 所詮、ただのクラスメイトに過ぎない。 こう考えると、やっぱり寂しく感じるってものだ。 同じクラスになってしまったからこそ 私の存在は必要とされていないようで、 余計に落ち込む。 あー、やっぱり神様って。 ちょっと意地が悪いんだ…