しばらく沈黙が続いた。 その沈黙を破ったのは ありあだった。 『大嫌いだなんて言って ・・・ごめん。』 俺は驚いてありあに 目線を向けた。 ありあは少し下を向きながら 話し続けた。 『あのあと、あたしがあそこに突っ立ってたら佐々木さんが来て・・・。』 ありあが口をつぐんだ。 鼻をグスッとすする音がした。 『話は、全部聞いた。 勝手に誤解して、 勝手に嫉妬して・・・。 本当にごめんなさい!!っ』 ありあは泣きながら言った。