『・・・っ!!/// やだ!!離してっ!!』 ありあが俺の胸を叩く。 俺はさらに腕に力を入れた。 「ごめんありあ。 離せねぇよ。離したくねぇ。」 そう言うとありあの 力が抜けたのが分かった。 『あたし以外の人にも こんな風に触れるの??』 弱々しい声でそう言って 濡れた瞳で俺を見上げる。