ありあの目からポタポタと 雫が落ちていく。 「ありあ!?」 俺はありあの肩に手をおいた。 けどすぐに払われてしまった。 『触らないでっ!!』 「ありあ・・・。」 『グスッ。寝ぼけてたら 誰かれ構わず手ぇ出すの!? 他の人にもそうやって触れるの!?』 俺は泣き叫ぶありあを 抱き締めた。