「今さら家には帰れないだろうし、騒げないんだから、もう寝るぞ?」
あたしは、まーくんに歯向かえませんよ。
まーくんが大きなアクビをまたしたので、あたしもまーくんのベッドに横になる。
もちろん、枕はまーくんの腕です。
まーくんはあたしが横になったことを確認すると、直ぐに目を閉じて眠りに落ちた。
そんなまーくんの
すぅー、すぅーと規則正しい息づかいと、
トクントクンと規則正しい心音が心地いい。
……そう言えば、誕生日プレゼントをまだ開けていない。
……それに、ちゃんと“好き”って聞いてない。
……あと……。
だめ。
気持ち良すぎて……。