大好きな君へ。

「あの‥さ。
私好きな人 いるんだ。」

下を向きながら言った。

「淳平とか言わないよね?」

杏里の震えた声。


私の中途半端さでほんとどれだけの人を
傷つけてきたんだろうー‥。



「違うよ。
杏里の知らない人。
てか私も顔も姿もみたことないんだけどねー…。」



「へ?どういうこと?」


「今よく言う
ネット恋愛 ってやつかな。」



沈黙が流れた。