大好きな君へ。

季節はもう夏だ。

暑い…。


アスファルトからの

日差しの照り返しが暑くて暑くてたまらない。



「アイスでも買っていこうかな。」


そう思って

コンビニによって、アイスを3つ買った。


私のと、杏里のと、杏里のお母さんの分♪



喜んでくれるかなー‥

なんて考えて自然に顔がニヤけてきた。





ピンポーン♪

チャイムを押すと


杏里のお母さんがいつものようにでてきた。


「あら‥いらっしゃい。」

嬉しそうに微笑んで

スリッパをだしてくれた。


「ありがとうございます。
あ、これどうぞ。」


さっき買ったアイスを差し出す。