「謝らず仲直りするにはどうしたらいいんだよ。」

「仲直りしようって言えばいいんじゃない?」

「…そう。」

「じゃあ私帰るから。もう私のブランコ取らないでよね。」

「別にお前のブランコじゃないだろ。」

女子高生は去って行った。



翌日。

「おーい!幸斗ー!」

「…大輔。」

仲直りをしに向かった。

「あの、幸斗…仲直りしたいんですけど。」

幸斗は一瞬驚いて笑顔になった。

「俺も、仲直りしたい。ごめんな、大輔。」

あ…謝った。

「ううん。こっちもごめん。」

やっぱり仲直りをするには

謝ることが手っ取り早いらしい。