「わかった。帰るわ。また来るね」



「またご訪問ください!」



 私は見送られて町を出た。



 急いで裏口から入り部屋に戻った。



 まだ、来てないみたい。



 私はホッと胸をなでおろした。



 そして椅子に座り、景色を見下ろした。