ちょっとびくっとしているティミ。



 怖いのね。



「全く…不届き者なのだから…」



 ひょいっとティミを抱き上げた。



 その姿は…立派な父親。



「そなたは…私のような王になりたくはないのか?ん?」



「なりたいです。お父様~」



 すると、ティラはふっっと笑った。



 珍しい笑い方…。