クスッ



 プレストが笑いだした。



「…ティラさまの小さい頃にそっくりです。ティラさまも、昔は好奇心旺盛で…よく、外に行きたがりましたわ」



 ティラの生き写しかしら…。



 ま、ティラの幼少時代はなんとなく想像できそう。



「お母様~。お外ダメ?」



「いけません」



 そう言って止めると、ティラがやってきた。



 軽く笑ってる。



「ティミ、またわがままを言っておるのか」