プレストの腕を引っ張るティミ。



 その顔はもう、いたずらっ子だ。



「お外へ行きたい~」



 外ね…。



 もちろん…。



「ダメよ。お外には怖い方がたくさんいるのよ」



 するとふくれっ面をして、走り出した。



 …あぁ、手のかかるこだわ。



「…全く…言うこと聞かないわねぇ」