「プレスト――!!ミラの身に何かあったか?!」



「いいえっ。和子さまが…和子さまがお生まれになりましたっ!!」



 和子が…生まれた…?



 ミラの身は…?!



 和子の身は?!



「案内せいっ」



 私は猛ダッシュした。



 ミラ…大丈夫だろうか。



「ミラっ」