屋上へ出ると女の子がいた。


なんでいんだよ・・・?


屋上は普段立ち入り禁止の場所だから

人がいることはまずありえない・・・。

そしておかしいのはそれだけではなかった。

よくその女の人を見てみると


その人は身を乗り出してどうみても

危ないところにいた。

「なんであんなとこにいんだよ・・・。」

女の人は俺が来たことに気付いていない・・・。

すると女の人は


前に倒れた。


そして・・・


宙に体を浮かせた。

その瞬間に俺は走り出していた。

間に合うかもわからない。

だけど助けないといけない・・・。

そんな気がしてならなかった。

「くっそ~!!」俺は叫びながら走った。