そして俺は仕事に取りかかる。

と言っても今日は会議なのだ。

「御影翔支社長はどう思われますか?」

質問の矢が俺に向いた。

「わたくしは今回のプロジェクトについて・・・」


 
ようやく会議が終わったのはそれから4時間以上たってからだった。

「お疲れ様です。翔様。」

「あぁ・・・。マジでつかれた・・・。」

ホントは支社長が【マジ】とか使っちゃいけないんだけど・・・

御村の前ではありのままでいれた・・・。

「そろそろ次のお仕事が・・・・」


「分かった・・・。」

俺はくたくたになりながら次の仕事が・・・。



御村と一緒に廊下を歩いていると

社長の声が聞こえた。

「社長の件だが・・・。」

俺の足は床に貼りついたように止まった。