監督がいないスキを見計らって・・・ レッツゴー! 「今がチャンス!」 「行こう!」 こそこそ話ってくらいに小さい声で合図を出す。 廊下をぬき足忍び足で歩く。 「あった!304号室!」 ここにふたりはいる・・・! コンコン。 返事はない。 「入りまーす」 少し勝手ながらも、部屋に足を踏み入れる。