しばらく見つめあった後、真司の唇が近づく。 あたしもそれに応えるように瞳を閉じる。 あと1cm・・・ バタン。 なに・・・!? とっさに離れてしまった。 「おぉー起きたか」 来たのは・・・監督。 あぶな!!セーフ。 突然ということもあり、ふたりの顔は真っ赤っか。 「どうしたー顔赤いぞー」 「なんでもないッスよ監督!」 「それより飯だぞー」 「はい」