「ま、俺がお姫様だっこしたおかげで治ったんだな」 「抱っこ!?!?」 キャー/// 部員の前であたし・・・抱っこされてたの!? 恥ずかしい!!! 「ちょい重かったけど・・・(笑)」 「それは余計だよ!//」 「ま、目覚めたし安心だ。俺、監督に言ってくる」 「ま、待って」 思わず真司の腕をつかむ。 今は・・・離れたくない。 「もうちょっと・・・一緒にいたい」 すると真司は 「実は俺も」 と照れくさそうに微笑んだ。