福島のピロティは設備がすごい整ってた。 部員が楽しそうにボールを回す。 唯も微笑んで練習を見ている。 嬉しそう・・・ あれ?なんかフラフラしてきたぞ。 目の前がグルグル回ってる。 ・・・そのまま意識が遠ざかった。 遠くでかすかに掛け声が聞こえた。 それと・・・あたしの名前を呼ぶ、真司の声が・・・