「おいし~!」 「めっちゃウマい!」 ふたりの声が重なったから、思わず微笑んだ。 ご飯を食べた後は、TVを見ながらイチャついた。 「あ!ちょっと待って」 プレゼントを渡す、絶好のタイミングになった。 ただ今、12時ちょうどなのです! 「目つぶって」 真司は素直に瞳を閉じた。 首にマフラーをグルグル巻く。