「凛・・・どうしよう・・・」 唯・・・ あたしの横で、必死に涙をこらえている。 「もう・・・無理かな?」 「無理じゃないよ。だから、もう我慢しないで」 唯はとうとう泣き出した。 でも部活中だから、すぐに涙を止めた。 「分かった。もう1回、健とちゃんと話し合ってみる」 「ガンバ!」 部活が終わり、真司とふたりで雪の道を歩いた。 あたしに歩幅を合わせてくれる。 「俺の時計・・・つけてくれてたんだ」 真司はあたしの腕に気づいた。 もちろん・・・!つけてるよ。