風を切ってゴールに突っ走る真司。 すごくかっこよくて・・・ 思わず見とれてしまった。 「健・・・」 横で唯がつぶやく。 「最近ね、うまくいってないんだー・・・」 それは突然だった。 唯の口から発された言葉。 えー!?!? 「・・・!?そうなの?」 驚きを隠せなかった。 「うん・・・会うたびにケンカばっかりで・・・」