確信のない約束。【下】



風を切ってゴールに突っ走る真司。
すごくかっこよくて・・・
思わず見とれてしまった。


「健・・・」
横で唯がつぶやく。

「最近ね、うまくいってないんだー・・・」
それは突然だった。
唯の口から発された言葉。
えー!?!?


「・・・!?そうなの?」
驚きを隠せなかった。

「うん・・・会うたびにケンカばっかりで・・・」