「愛してる」

透明で汚れを知らないその言葉は、まるでこの星のようだった。

「あたしも・・・」


こうして、ふたつの影はひとつになった。
その間、ずっと涙が止まらなかった。

「痛い?」
「ううん。違うの・・・幸せすぎて・・・」



星空に願いは届くかな?



“ずっと、そばにいたい”