「俺、凛と隣なんで邪魔しないでください♪」
「俺だって唯と隣だし!イチャつくけど許して~」

真司が健にバスの席のことで宣戦布告(?)してた。
席は後ろの方。

「ふたりだけって感じだな!」
「う、うん・・・///」

誰にも見えない席。
ふたりだけの時間が止まる。

やだ・・・恥ずかしい。
また少し背が伸びた真司がすぐ隣にいる。
心臓がトクンと波打つ。


「静かに」
そう言って唇を重ねてきた。