「ほんとにありがと。 あたし・・・真司がいなければ・・・」 「俺も。凛じゃなきゃダメ」 何度も互いに求め、愛を確かめあった。 だけど、キス止まりだった。 「今日はおしまい。歯止めがきかなくなるので」 敬語がなんともおかしくて、愛しくて・・・ 「分かった。今度ね!」 約束を交わし、小指を絡めた。 家に帰ってもまたすぐぬくもりを求めている自分がいた。 ついさっきまで一緒にいたのに・・・ 早く・・・会いたい・・・