モデル同士の恋

「あたし、は。


ただ。


颯太が自分の幸せを大切に、して欲しいんだよ。


あたしも、幸せになる…から。」



そう言って笑った。



あたし、上手く笑えてるかな。





そんな時。


不意に手を捕まれた。


そのまま引っ張られる。




「え、ちょっ─…」



落ち着いたはずの頭の中がまた混乱してくる。



「いいから。

俺の幸せも、大事なんでしょ?」


吸い込まれるように見つめられ、目をそらせない。



「そ、そうだけど。」



「じゃ、来いよ。」



そういわれると同時にあたしを引っ張る強さが強くなる。



颯太に引っ張られるがまま、一歩踏み出すと足が傷んだ。


あ…。



「ちょ、まって!
足!」




「ああ、そんなことかと思って靴持ってきた。」


颯太はもう片方の手を上げてみせる。


気づかなかった…



ってか…葵くんは!?



さっきから、声聞こえないんだけど…。