モデル同士の恋

「知るか、んなの。
結衣は颯太じゃなきゃ嫁に出さねーもん。」


「アハハ。
お父さんってば昔からそれだけは譲らないわよね。」


確かにこの前も言われたなあ…。


やっぱり、その言葉は何度言われても嬉しい。



ただ、結衣にとっては迷惑なんだろうけど。

結衣のいないこの部屋は先ほどと対して変わらないはずなのに、何故か殺風景に見える。



情けな…



「でもあたしも嫁に欲しいわー。」


「だめよあんな子。
なんにもできないんだから。

でもあたしも颯太なら息子に欲しいわー。」



この3人、いつの話してんだよ。


てか…絶対酔っぱらってんな。



そんな会話が弾んでいるなか、少しの間黙っていたおじさんが口を開いた。