〜結衣SIDE〜
なんか…すごく恥ずかしい!
あたしはなんでこう失敗ばっかりかなあ…。
背伸びしてこんなパンプス履いてくるんじゃなかった。
「ねー、重くない?
重かったらおろしてね?」
背中ごしにそう伝えるあたし。
「大丈夫だって。」
おんぶしてもらってるから顔が見えないし、声からじゃ颯太が今どう思ってるかなんてわからない。
「ほんとに?」
「うん。
それよりなんか今日、てかこの頃の結衣変じゃね?」
颯太はやけに心配そうな声であたしに聞く。
「変?」
あたし、なんか変わったかな…?
まぁ気持ち的には変わった部分あるけど…。
「前は俺のことあんまり考えてなかったというか…
こき使うだけつかっていたみたいな…」
何それ!!
「あたしそんな人じゃない!」
「いや、お前はそういう奴だった。」
うん、と自分でうなずきながら、きっぱりと言い切る颯太。
そうきっぱりと言われてしまえば否定出来ないもので、よく考えてみれば確かにそんな気もしてくる。
「それはそれでお前らしくてよかったけど。」
あたしが黙り込むと颯太は慌てて言った。
でも、それってフォローになってると思わないんですけど。
と言いたくなったけどあながち嘘でもないから何も口に出さなかった。
「じゃあどっちがいーの?」
なんか…すごく恥ずかしい!
あたしはなんでこう失敗ばっかりかなあ…。
背伸びしてこんなパンプス履いてくるんじゃなかった。
「ねー、重くない?
重かったらおろしてね?」
背中ごしにそう伝えるあたし。
「大丈夫だって。」
おんぶしてもらってるから顔が見えないし、声からじゃ颯太が今どう思ってるかなんてわからない。
「ほんとに?」
「うん。
それよりなんか今日、てかこの頃の結衣変じゃね?」
颯太はやけに心配そうな声であたしに聞く。
「変?」
あたし、なんか変わったかな…?
まぁ気持ち的には変わった部分あるけど…。
「前は俺のことあんまり考えてなかったというか…
こき使うだけつかっていたみたいな…」
何それ!!
「あたしそんな人じゃない!」
「いや、お前はそういう奴だった。」
うん、と自分でうなずきながら、きっぱりと言い切る颯太。
そうきっぱりと言われてしまえば否定出来ないもので、よく考えてみれば確かにそんな気もしてくる。
「それはそれでお前らしくてよかったけど。」
あたしが黙り込むと颯太は慌てて言った。
でも、それってフォローになってると思わないんですけど。
と言いたくなったけどあながち嘘でもないから何も口に出さなかった。
「じゃあどっちがいーの?」