モデル同士の恋

でも…




「楽しい!」


久しぶりに公園で遊ぶとなんだか懐かしくてすごく楽しいく感じた。


あたしって精神年齢いくつ?
なんて頭の片隅で考えながらもあまりの楽しさに、そんなことどうでもよかった。


そのままブランコに乗って暫く夏希とふたりでハシャいでいたら
「ここで知り合いとか
きたらどーする?」

といきなり颯太に聞かれる。


「知り合い!?」

高く上がっていたブランコを一度止めて、思わず辺りを見回してしまう。


とりあえずはいないみたいだ。



「こんな姿見せられない!!!
颯太達は別だけど…」



「当たり前!」

あたしががそう言うと夏希も続く。


「でもこんな寂しい公園に誰も来ないでしょ。」


「あ、そうだよね。」

夏希の言う通りだ。


子供ですらいないのに知り合いが来るわけがない。



あたしは一度は止めたブランコをまた漕ぎ始めた。


高く上がるごとにブランコのキィキィという音が大きくなってくる。



「あっ!
あ…こに…メイ…が!!」

ブランコがギリギリのところまで上がったとき、大和が公園の外を指差したが、何を言っているか聞き取れない。


「なんて言った?」

高く上がったブランコを少し下げながら聞いた。


「だーから、外にクラスメートがいる!」


『え!?』