モデル同士の恋

「え?」


「もちろん、あたしと乗ってくれるよね?」

笑ってそう聞く結衣。



「は?」


はい?

今…なんとおっしゃった?

悪魔の微笑みだ…!




「ひとりで乗らなくて、いいよね?」


今度は少し不安そうな結衣の顔。


よくわかんねぇ…


「チャンスじゃねぇか!

ここで一発決めてこい!
ついでに諒も。」


大きな雑音の中、聞こえるか聞こえないか暗いの小さい声で大和は俺たちに話す。


チャンスか?これ。


この俺にそんな所で告白させようなんてふざけたこと言って。


無理だろ無理。




「出来たら苦労しねぇよ。」


「え?
なんつったの颯太。」


小さい声で呟いたつもりが結構な大きさだったらしい。



「なんでもねー。」


「んじゃいきます?」


おい…


俺まだいいと言った訳じゃないんだけど…?


よりによって観覧車に結衣と2人なんて俺生きて帰ってこれんのか?