モデル同士の恋

昼食も終え、結局残りのコースターも全部乗せられた。


さすがにきつくなり、しばらくゆっくりな地上だけの乗り物に乗っていたら、だんだん暗くなってきた。



時刻、5時。


この時期にもなると、暗くなるのがはやい。



家まで30分だからあと乗れるものはひとつかふたつ。


「どーする?
やっぱ観覧車でも乗っとく?」

か、観覧車!?



また高いのかよ!


「いいねー!乗る?」

ニヤッと笑って俺に聞いてくる結衣。


人の弱みにつけこみやがって…!



「遠慮しとく…」


「駄目駄目!
あたしひとりになっちゃうでしょ~。」


「あ?」

なんだそれ。


てか俺の意見なんて結局無視じゃねぇか。



「だって全員で乗れないじゃん。」


「だから?」

何が言いたいのかよくわからない。


「2人ずつ乗ったらあたしひとりじゃん!」

観覧車ひとりとかさみしーと言って笑う結衣。


「なるほど!」

やっとわかった。


まぁ確かにこのメンバーでいくと余るのは結衣だよなー。


「なるほどじゃない!」