モデル同士の恋

「なんかずーっと隣に座って
ひとりで話してんの!

あたしはすぐ帰りたくなって
帰ろうとしたんだけど。

呼び止められて、
送ってくって言われたの。」


「それで?」


「なんか1人で
歩きたい気分だったし、

別に送ってもらうほどの
距離じゃないから断ったんだけど。

結局強引に言われて
送ってもらうことになっちゃった。」


「うわぁ、
完全なるストーカーじゃん!」

夏希はあたしの話が終わって
すぐにそう言う。


ちょっと!

ストーカーとか
そんな怖いこと言わないでよ!


大体あんな朝早くから
つけ回す人いないでしょ!?


「まあストーカーは
ちょっといいすぎかもしれないけど、

それに近いものがあるわよね。」


「ね!?
だから困ってることでしょ?」

ほんとどうにかなんないかなあ…


誰か解決方法見つけて〜。


「この際シカトしちゃえば!?」

シカト!?

もう、夏希はさっきから
突拍子もないこと言うんだから。


「無理に決まってんじゃん!
同じドラマに出てんだよ?」


「そんなの無視して。」


…無視できるわけないじゃん!