帰りたくて黙っているあたしをよそに
葵君はひとりでいろんなことを話し続ける。
はあ。
早く帰りたいのに。
いつになったら帰れるの?
あたしの頭に葵君の話は入らず、
そんなことばかり考えてた。
でも葵君の話は一向に終わる気配はなく、
あたしは途方に暮れる。
「どうかした?」
話の途中で葵君は
あたしの顔を覗き込むように見て言った。
話を聞いてなかったあたしは
いきなり葵君の顔が目の前にきたから、
びっくりして
「へ!?」
といかにもまぬけな声を出す。
「どうかした?
って聞いたんだけど…」
葵君は少し困ったように言う。
…もしかして!チャンス!?
「うん、
朝早く起きるのあんまりないから
眠くなってきちゃって」
「そっか。
じゃあ帰ろっか」
葵君は残念そうに言う。
やった!
これで帰れる。
あたしは立ち上がって
「話楽しかったよ、またねー」
と言って歩き出す。
家に帰ってはやくねよう!
そう思ったのに
「待って!」
と後ろから声が聞こえる。
葵君、だよね。
…聞こえないふり!
もう面倒くさいもん。
葵君はひとりでいろんなことを話し続ける。
はあ。
早く帰りたいのに。
いつになったら帰れるの?
あたしの頭に葵君の話は入らず、
そんなことばかり考えてた。
でも葵君の話は一向に終わる気配はなく、
あたしは途方に暮れる。
「どうかした?」
話の途中で葵君は
あたしの顔を覗き込むように見て言った。
話を聞いてなかったあたしは
いきなり葵君の顔が目の前にきたから、
びっくりして
「へ!?」
といかにもまぬけな声を出す。
「どうかした?
って聞いたんだけど…」
葵君は少し困ったように言う。
…もしかして!チャンス!?
「うん、
朝早く起きるのあんまりないから
眠くなってきちゃって」
「そっか。
じゃあ帰ろっか」
葵君は残念そうに言う。
やった!
これで帰れる。
あたしは立ち上がって
「話楽しかったよ、またねー」
と言って歩き出す。
家に帰ってはやくねよう!
そう思ったのに
「待って!」
と後ろから声が聞こえる。
葵君、だよね。
…聞こえないふり!
もう面倒くさいもん。

