モデル同士の恋

「お前らずるいな。
サボってんなよ!」

入り口まで来て
受付の男子に言われる。


「うっせーよ。
俺ら偉いからいいの!」


颯太、
あんたの何が偉いの…?


「どこがだよ!
ってか…そこにいるのは
もしかして
モデルの美月ちゃん!?」

男子が興奮したように言った。


あ、ファンなんだ。

意外~。


「そーだけど?」

「私に何かありました?」

「俺、美月ちゃんの
大ファンです!
握手してください!」

といって美月に手を出す。


「は、はい…」

美月はぎこちなく
その手を受け取る。


なんか…

変態っぽい!


あたしがそれを言うと

「世の男性の憧れだぞ!
結衣も見習えよな。
まずはその言葉遣いから!」

といわれる。


うざっ!

あたしだって
一応モデルですけど。


「とにかく
入らせてもらうからね~。

あ、もちろんタダだよね?」

と夏希がきいた。


それは当たり前だよね!