―次の日。
今日も撮影は順調に進み、休憩と言われると同時にあたしは走り出す。
「ちょっと結衣どこ行くの!?」
「お弁当!!」
後ろで夏希の声がしたけど、あたしはそれだけ言って全速力で部屋まで急ぐ。
あたしのお弁当、今日こそは自分で食べるんだから。
『バン!』
勢いよくドアをあけるとそこには未来の姿。
は…はや!
「…」
「…」
お互いに沈黙が走る。
見つけられたのはいいけど
なんて言ったらいいかわかんないよ。
そう思っていると先に未来が口を開く。
「結衣が…あんたが悪いんだから!」
あたしを見るやいなや、そう叫ぶ未来。
あたし?
いきなり何!?
あたしが何したっていうの?

