俺が未来の横を通りすぎて、店から出ようとすると、物凄い力で未来に腕を捕まれた。
「うわっ!」
油断していた俺はバランスを崩す。
「じゃあそれ断るか遅い時間にして?」
そんな俺には無視をして未来はそう言った。
この自己中女が!
「結衣のお父さん、あのこわいカメラマンだけどそれでもってか?」
未来はそれを聞いた途端、
「…わかったわ。」
と了承した。
結衣のお父さんよっぽどこわがられてるんだな。
普段はまったく怖くないけどな。
むしろ優しすぎるから撮影の時とのギャップがすごい。
まあいい。帰れてラッキー。
「んじゃ。帰るわ」
未来の腕を振り払い、今度こそ店を出ようとすると…
「ちょっと待って!」
あ?
まだなんかあるのかよ。
…っていうか店の迷惑考えろよ。
店員困ってんじゃん…

