「結衣、そろそろ俺の方見て謝ったらどうだ?」
結衣が自分の方を向いているわけではないのに、勝ち誇った気分でニヤリと笑う。
ちょっといい気分かも。
「ごめんなさい…」
『ごめんなさい』
結衣に続いてみんなも言う。
あ、本当いい気分。
「よし、許してやろう。
でもその代わりココお前らでオゴれよ」
これくらい5人で割ればそんなにならないだろ。
『は〜い』
よっしゃ!
「ところで颯太より恐い人がこちらを睨み付けてますけど…」
美月が呆れた表情で遠くを見つめている。
誰だそれ?
って、あ!!
未来のことすっかり忘れてた。
おそるおそる未来の方を見てみると美月の言うとおりこっちを睨み付けている。
しかし!
俺と目が合うとニッコリ笑ってこっちへ向かってくる。
何言われるんだ?

