「ここが俺の部屋。」 2階の角の部屋を 早見が指さす。 ガチャ 「入りなよ。」 「う、うん。」 あたしは部屋に入り ベッドの上に腰をおろした。 「飲み物か何かいる?? 大したもんねぇけど・・・。」 「ううん。大丈夫。 それより大事な話があるの。」 緊張のあまり握った掌に汗が滲む。 「何??」 早見があたしの隣に腰をおろし 向かい合う。