こんな時間まで学校に いたことなかったから 暗い帰り道がなんだか新鮮。 家の近くまで来たところで 「ここまででいいよ。」 あたしは早見にそう言った。 すると早見が あたしの手を掴んで 「もうすぐそこじゃん。」 そう言って歩き出した。 「え、ちょっ早見!?」