修旅の委員か・・・ 「あたしやってもいいよ。」 「えっ!?ホントに!?」 「うん。どうせ暇だし。笑」 多少、忙しい方が気が紛れる。 ・・・はず。 あたしは右手を挙げた。 「せんせ。あたしやります。」 「お、じゃ女子は小谷(コタニ)にお願いしよう。」 先生が黒板に白いチョークで 【小谷 千依莉】と書いた。