「…っと、健ちゃん聞いてる?」 ぼんやり天井を見上げる健ちゃんをユサユサ揺すると、 「聞いてるよ」 そんな言葉と、 「“片想いにグッバイ!大作戦 ”を考えてやればいいんだろ?」 半ば投げやりな、センスの欠片もないネーミングのコードネームが降ってきた。 「う! 片想いにグッバイ!大作戦 …って… 健ちゃん寒っ!! とても人気作家とは思えない!!」