でも多分、隼人は私の事をちゃんと考えてくれてこの行動をしたんだと思う。
…キスし過ぎだけど。
それに隼人の言う通り、警戒しておいた方がぃぃかもしれない。
そしたら隼人にしょっちゅうキスされなくてもよくなるし。
…塚、私が警戒するようになったら隼人だってキスできないのに。
やっぱり隼人は馬鹿だ。
「おい。そこの隼人、馬鹿だ。とか思ってる馬鹿。警戒すんなら俺以外にしろよ。」
…何で私が考えてる事が分かったんだ。
…あ、そうじゃん。
隼人もエスパーだった。
《SINE》ってエスパー多いな。
ほほう。と感心していると隼人が
エスパーとか居ねぇから。断じて居ねぇから。
とこめかみを押さえていた。
え?そうなの?
でも、テレビとかでは超能力者とか居るじゃんか。
「おい。馬鹿な妄想もそんぐらいにしとけ。本題に入るぞ。」
隼人は、はぁー。とため息をつく。
私、最近ため息つかれる事多いな…。